東京新宿 成子 福聚山常円寺
2004/03/10up

創設時の詳細は不明だが天正十五年(1585)現在地に移転した、約六百年の歴史を有する寺院 本堂には徳川光圀公寄進の三宝諸尊を安置し、祖師堂には十一代将軍家斎公が江戸城中にて守護仏とした「感応胎蔵の祖師像」を奉安している。先の大戦で諸堂悉く灰塵に帰したが、当道場の開山でもある「及川真学」上人中興となり本堂他堂宇再建なり今に至る。春には江戸三大桜の枝垂れ桜がすばらしい花を咲かせ、また他のお寺と違うのは、地方から来た修行僧が多数寝食を共にし、日蓮宗の中核を担う僧侶を100名以上輩出して来た「苦修練行」のお寺でもある。新宿の雑踏の中読経の声が絶える事は無い

水戸光圀寄進三宝諸尊 感応胎蔵の祖師像
JR新宿駅西口 徒歩五分